えたじまブランド、すっぽん養殖の平井興産株式会社

江田島スッポン平井興産株式会社
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知られていない!?すっぽんの養殖が難しい理由とは?

日本が誇る高級食材のひとつとして知られている、「すっぽん」。
滋養強壮目的で活用される方もいれば、美食として楽しまれている方などさまざまです。
そんなすっぽんですが、養殖があまり出回っていないことに気がつかれたでしょうか。
仮に、スッポン自体の養殖がとても容易であれば、各地スーパーでもよく見かけることでしょう。
本記事では、すっぽんの養殖が難しい理由について簡単に解説していきます。

条件が非常に厳しい

すっぽん養殖何らかの生物を養殖する場合、天然の環境に近づけるか、完全に人工的な状況で養殖する必要があるでしょう。
そのため、幅広い環境に適応する生物の養殖は比較的容易であり、そうでない生物の養殖は難しいといったことになります。
すっぽんを養殖するための絶対条件は、とてもキレイな水であること、静かで落ちついた環境、さらに水温15度から28度以下を常に保つ環境が必要です。
また、弱アルカリの温泉が最適な条件といわれているなど、その条件はかなり難しいと考えられています。
とにかく雑菌などに大変弱いことから、常に水質をキレイにしておく必要があり、手間と費用がかかるのです。

養殖用となるとより難しい

すっぽんすっぽん自体を観賞用として自宅で育てている方も一部いるといわれています。
しかし、亀のような気持ちで気軽に育てられる生物ではなく、観賞用として育てること自体も非常に難しいのが実情です。
では、養殖のすっぽんはどうでしょうか。
養殖ということは、基本的には食用となるわけで、味わいの良さなども考慮するためにより諸条件が難しくなります。
とある文献によると、養成池の広さも稚ガメ、食用ガメ、親ガメなどによって変える必要があると示唆されています。
さらに、弱アルカリの温泉がおすすめされていますが、温泉水は養殖に不向きな泉質があるなど大変デリケートです。
ほか、飼料に関しても販売されているものより、自家調整する必要があるほか、上記でもお伝えしているように温度管理はかなり徹底する必要があります。
じつは、この温度管理がクセもので燃料代がばかになりません。
昨今の燃料費高騰なども相まって、良質な養殖すっぽんを育てるためには莫大な時間、そして費用が必要になるのです。

まとめ

養殖すっぽんは、手を出せば誰もが気軽に成功させることができるものではありません。
逆を言えば、養殖すっぽんはそれだけ特別なものであり、貴重です。
「養殖」というと格下のイメージを持つ方も多いですが、すっぽんは大変特別であることを理解しておきましょう。

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